キャッシング 現金の注意点
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キャッシング 現金とはカードを使う際のキャッシング枠のことを指す場合が多いようです。もちろん単純にカードではない普通のキャッシングする際にもキャッシング現金と使われることもあります。また、カード発行時にキャッシング枠をつけるかどうかを最初に設定するのですがこの際にキャッシング枠をつけなければ単純にショッピングをするだけのカードになりますのでご自分のカードにキャッシング枠がついているかどうかはあらかじめご確認ください。なお現在金銭的に厳しい方は下記をご利用ください
簡単なメール診断
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Q
キャッシングって現金を借りれる事ですよね?「キャッシング利用枠40万円」と書かれているのですが、40万円借りれるのですか?月々の返済はいくらなのですか?自分で決めれるのでしょうか?
A
クレジットカードのキャッシングは現金の借入です。キャッシング対応のATMから現金が引き出せます。
利用枠が40万円なら最大40万円まで借りられます。
月々の返済額は、カード会社や借入の条件などにより一概には言えませんが、
例えばセゾンカードで40万円を年利18%(上限金利)で借りて返済方法をリボ払いの標準コースにすると
支払回数は40回(40ヶ月)で支払い金額は、
1回目〜8回目までが2万円
9回目〜16回目までが1万5千円
17回目〜39回目までが1万円
40回目が1,989円
となります。
ちなみに利息の総額は、11万1,989円です。
利率や支払い方法はカード会社やあなたの信用状況などで変わりますので詳しくはご自分のカード会社にお問い合わせされるか、カード会社のサイトをご覧ください。
セゾンカードのキャッシングシミュレーションサイト
http://www.saisoncard.co.jp/sim/saison.html
ニュース
海外ボッタクリ事情 イスタンブールでマフィア登場の珍騒動
ぼったくりの被害が後をたつことはない。つい先日も筆者の友人が歌舞伎町でぼったくりの被害に遭ったばかりだ。なぜ人類はぼったくりの被害に遭い続けるのであろうか…。かくいう私もぼったくりに遭った一人である。しかも国外で、だ。これから国外に行かれる方もそうでない方も、私の不幸話を蜜の味だと思ってご賞味いただければ幸いだ。
いま、海外でもっともぼったくり被害に遭いやすい都市として、多くの人が挙げるのが『上海』『イスタンブール』である。クレジットカード会社の保険担当の方も、この2都市は近年急増しているので警戒してほしいと言っていたほどだ。
ちなみに、私は後者で見事に被害に遭った。海外へは一人でよく出かけていたこともあり、“旅慣れている”と自負していたが、まさか自分がそんなみっともない被害に遭うなんて…今では、うぬぼれであったと自戒している。
その日は、私がイスタンブールのアタチュルク国際空港からススルタンアフメット(旧市街地)に向かっているトルコ初日に訪れた。トラム(路面電車)を乗り継ぎ、旧市街地に到着したのは、夜のとばりが落ちようとしている19時すぎ。石畳の街並み、坂町が織り成す景観に酔いしれ、「今日は飲みに行っちゃうかも♪」なんて浮かれていたことを思い出す。
まさかこの数時間後、人生初のぼったくりを経験することになろうとは夢にも思わずに…。
【恋人にフラれたという男から声をかけられる】
イスタンブールへは1泊の滞在予定であったため、宿は飛び込みで探すつもりだった。出国前にいくつかあたりを付けていたのだが、週末ということもあり、すべて満室だった。しかし、かつてインドのバンガロールで、15軒連続満室(有名大学の入試テスト日に重なったため、安宿?中級ホテルが軒並みインド人家族で埋め尽くされていた)という体験をしていたこともあり、さほど気にせず宿探しを続けていた。
と、そこへロキと名乗る男が、「宿探しなら俺が手伝ってやる」と声を掛けてきた。もちろんガン無視だ。こういう輩は決まって胡散臭い。だが、悲しいことにいっこうに宿は見つからない。しつこく声を掛けてくることもあり、ものは試しとロキと名乗る男に、宿情報を聞いてみると、これまでの苦労が嘘のように掘り出しの宿をなんなく見つけることができた。
軽く身の上話をすると、イタリアから旅行で来ていて、明日彼女と合流するはずだった、という。「だった?」と私が尋ねると、ロキは「些細な口論から、電話口で大喧嘩に発展してしまった…多分、別れることになるだろう」と力なく漏らした。
文章をドラマティックに仕立て上げることに興味がないので、ネタバラシをあえてこのタイミングですることにする。旅行者という設定も、恋人にフラれたという設定も、相手を安心させ同情させる手段にすぎない。もっと言えばこのパターンは、イスタンブールで流行っているらしい。今思えば、落ち込んでいる彼の演技は大根役者のそれであった。
そういうわけで、そのときの私は、「元気出せよ。軽く一杯飲みに行こうぜ」と、まさに飛んで火にいる夏の虫状態で、ホイホイと彼と飲みに行くことを選んでしまった。私は海外で飲みにいくときは基本として、自分で選んだ店にしか入らないことにしている。
この日も同様に自らで選んでみたはいいものの、ロキはことごとく「刺激が足りない」と首を縦に振らない。彼がチョイスした店は、電灯が煌々とする明るい路地に面した2階に位置するバーであった。店内を試しにのぞくと、個室で区切られているわけでもなく、窓も開放している内観であったため、「ギリギリセーフかな」と私は判断した。裏を返せば、どの瞬間にギリギリアウトにひっくり返るか分かったものではないので、私は入店を渋り続けた。
一方で、「彼女とケンカしてつらいんだ」というお涙頂戴話を聞いていたことと、宿を見つけてもらった謝意も感じていたため、「2?3杯飲んで帰ろう」という気持ちもあり、最終的に悪魔にささやかれる形で入店を決めた。
【来た……、仰天の会計が……】
様々な国での一人飲み、現地人とのグループ飲み、出会った旅行者と飲みに行く…何度もそういった経験をしてきたなかで、危ない橋を渡りかけたこともある。しかし、その都度、自分の機転で切り抜けてきたという自負があった。今回もアウトになる前に離脱できると思っていたのだが、結果、それは底が抜けていた自信であった。
店内は、何人かの女性たちがサーブをすることもあるが、ガールズバーやキャバクラのような、露骨な「お水感」はなかった。価格帯も『ビール一杯300円』と許容範囲であったため、当初の予定通り、私はビールを3杯ほど飲み干した。
その間ロキは、店の女性と楽しそうに会話をしていた。私はというと、店内でけたたましくPSYのカンナムスタイルが流れたときに、ロキを元気付けるために、仕方なく踊ってやったくらいである。あのサウンドを耳にするたびに、悪夢がよみがえるくらいだ。心から二度と聞きたくないと、今では反省している。
滞在時間は90分ほどだっただろうか。お会計をお願いすると、二人で約30万円という伝票が運ばれてきた。「あ、こっちだったか…」。それが私の感想だった。心のどこかで想定していた。だからなのか、自分でも驚くほどに冷静に「明細を見せてほしい」、そして「お金はない」と店に伝えた。
ロキはというと、まったく抵抗することもなく現金で15万円を払っていた。こうなると金額以上に、ロキから宿を教えてもらったことが不安を駆り立てた。ジタバタするのはよろしくないと判断し、被害を最小に食い止めるにはどうするべきか考えていると、マフィアだと名乗る黒服が登場した。フォーク片手の恫喝まがいの詰問は、まるでプロレスラーのアブドーラ・ザ・ブッチャーのようだった。
【マフィアに両脇を抱えられた末の珍事】
手元にあった現金を失うことを避けたかった私は、あれこれ話をした結果、街中にあるATMからクレジットカードでお金を引き下ろしてみることにした。もちろん引き落とすつもりはない。あわよくば、その隙に逃げ出す。しかし、宿がバレている手前、考えるための時間稼ぎでしかないことも分かっていた。ATMに連れて行かれるまでの私は、FBIに両脇を抱えられる宇宙人のようだった。
「まるで宇宙人みたいだね」と口にしたが、ギロリとした目で睨まれるだけだった。どうやっても逃げられない。渋々、ATMにクレジットカードを入れる。海外へはキャッシング枠をあえて低めに設定しているカードを持っていくため、引き落とし限度額を超えている(使用不可)と表示される。当然そのことを知っている私だったが、「なんで引き出せないんだ!」とATMを叩いて怒りのポーズをあらわにしてみた。
名演。だったのかもしれない。だからなのか、カードが出てこなかった。そこに居合わせた全員が「?」になる。嘘のようなホントの話。何をどうやっても出てこない。「これは一大事だ…警察を呼ぼう…」と伝えた私だが、連中はそんなことをされれば困るに違いない。
「でも、これしかカードはないから払えなくなるぞ。とにかく警察を呼ばせてくれ! 俺のカードが吸い込まれたんだ!!」と街中で怒鳴ったところ、人目やその後のことを気にした連中はなぜか無罪放免とばかりに私を開放してくれた。
助かった。イスタンブールでカードが吸い込まれる確率は知らないが、九死に一生を得たとはこのこと。一見近代的な大都市に見えるが、不完全な部分も多々あるようで、オリンピック開催に何度も頓挫する背景が少し分かったような気がする。それ以上に、今回の自分のミスを肝に銘じなければいけないだろうが。死地から脱した私だったが、後日、旅の資金源であるクレジットカードの利用停止依頼をしたことで極貧旅行になってしまったのは言うまでもない。
結局、カードは吸い込まれたまま戻ってきてはいない。
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