クレジットカードが作れない理由は人によって違う
カードの申し込みをしたのに断られてしまった…他社にも申し込んだが否決された…これは全て、個々によってクレジットカードが作れない理由が必ず存在しているのです
ですから、まず真っ先にやらなくてはいけないことは何故カードが作れないのか?その原因を特定しなければなりません。それが判明すれば有効な対策を立てることができます。逆に言うと理由を特定できなければ審査に通ることは難しくなります。では具体的にはどうすればいいのか?それは…
クレジットカードが作れない理由を特定する
カードの審査に通るために必要な対策を講じる
どうしてもお金が足りない時はどうすればいいのか?
クレジットカードが作れない理由とは何か?
カードの審査に落ちてしまった場合、即に他のカードに申し込むのではなくまず何故?どうして?カードが作れなかったのか?その原因を追求する必要があります
ここで何人か審査に通らなかった方にその思い当たることをお聞きしました
年収400万円のサラリーマン、Aさん
Aさんはクレジットカードを生活費の引き落としに使用していました。特に問題なく使用されていたのですがここ数年、デパートや店舗など、カード作成のキャンペーンで初年度の年会費無料の上に特典として3000円キャッシュバックしますなどのサービスにひかれ3枚ほど申し込み問題なく審査に通りました
ただ来年から年会費が発生するため全て課金される前に解約したそうです。この時点ではキャッシュバックだけもらって得をしたと思われていたそうなのですが、更に魅力的な特典目当てに新規でカード申し込みをしたら否決されてしまいました
このケースではカードの作成と短期解約を数枚連続でされていたため、新規に申し込みをされたクレジットカード会社ではその利用状況を見られてこの方は特典目当ての短期解約者だと判断されてしまった可能性が高いようです。今回また発行しても同じように年会費がかかる前に解約される恐れがあると判断されて見送りとなったと思われます
年収300万円のBさん
Bさんはカード所有1枚、限度額30万円ですがショピングで15万、キャッシングで10万円使っているため残額枠が5万円です。更に消費者金融から既に3社借りておりこちらの総額は90万円になっております。生活費が足りなくなり4社目にキャッシングを申し込んだのですが否決されてしまい、次に2枚目のクレジットカード作成を試みようと別会社に申し込んだのですがこれも否決されてしまいました
このケースの場合、消費者金融からの借入90万円、カードキャッシング10万円で既に総量規制で制限がかかっております。この時点で更に新規でキャッシングの申し込みをして否決されており、次にクレジットカードに申し込んでいるためカード会社から見ればキャッシング目的という判断になりますが既に総量規制で制限がかかって借りられない状態にありますし、これまでの経緯は筒抜けになっておりますので当然否決されます
年収250万円のCさん
Cさんはカード保有1枚で延滞をされたことはないのですが、複数の引き落としをこのカードで一括されていました。実は生活が毎月ギリギリで生計をたてており、銀行残高が0円近くになってしまうことも度々ありカードの引き落とし日までに残高不足になって引き落とし不可だったことが最近何度かありました。もちろんその後支払いは済ませていたそうなのですが…Cさんは日常的に余裕を作るため2枚目のカードを申し込んだのですが…
このケースの場合、カード会社では度重なる入金遅れがお金にルーズな人、生活費がギリギリで余裕がない方という判断になりカード発行は見送りになった可能性が高いようです
(上記の例は一例であり、その他のカードが作れなかった要因がある場合もありますし、カード会社によって審査は異なるため全てが否決されるわけではありません。ただし総量規制以上に借りている方は基本的にカード作成が難しくなります)
このようにクレジットカードが作れない理由というのは人によってそれぞれ違います
- 例えば自分自身に全く問題がなくても両親が自己破産されており、現在同居しているため住所が同一
- カードが作れなくて、審査が甘いとされるクレジットカードに連続して申し込み更に否決されてしまった
- 過去に金融事故をおこしてしまった
- 年収が不安定でバイトをしている状態、現在の年収は96万円(実家暮らし)
- 携帯の分割代金を期日通りに払えなかったことが何度かある
- 現在、多重債務状態に陥っている
- 過去にカード代金が払えず強制解約されたことがある
- 実は延滞後支払えずに放置している債務がある
- 30代後半の方がはじめてカードを作成する場合
- 高齢者の方のお申し込み
上記に該当されている方は典型的に審査に落ちてしまう傾向にあります
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今まで見てきたようにカードが作れない理由はそれぞれ違うので今度は自分自身の理由を特定していきます
今まで作成したクレジットカードの利用状況を確認する
現在までにクレジットカードでどのような使われ方をされていたか?問題ある行動があったか、どうかを書き出します。支払いの遅れ、長期延滞、強制解約の有無など
カードの保有枚数と限度額、使用可能枠を確認
例えば現在のカード保有枚数3枚、限度額がそれぞれ30万円の場合は合計90万円の枠を使える計算になります。それに対して現在の残枠を計算します。例えば3枚のカードで60万円の枠を使っている場合の残枠は30万円となります
過去に契約したローンの支払い状況に問題はなかったかを確認
今まで利用してきたローンで延滞したことがあるもの、期日通りに入金できなかったもの、例えば高額商品を購入したものの契約後に騙されたなどと詐欺にあった旨を訴えて支払いについて争ったケースなど、このような問題があったかどうかを確認します
家族、近親者、住居を共にする者が金融事故をおこしているかどうかを確認
基本的に審査は個人、個人によっておこなわれるものですから近親者が金融事故をおこしていても問題はないのですが、住所が同一の場合カード会社の中には、その個々の審査基準によっては近親者が金融事故をおこしている方からのお申し込みは貸し倒れになる傾向にあるという自社データがあれば審査に通らないケースもありますのでこの場合は住所を変えて申請する方が無難です
自分の信用情報を開示する
今まで自分自身でクレジットカードが作れない理由の思い当たることを調べてきましたが今度はクレジットカード会社側が審査の際にお申し込み者がどう見えているのか?これを知るために自分自身の信用情報を開示して何かしらのデメリット的な要素がないかを見ていきます
中にはきちんと入金したのに正常に入金されていないという記録があったり、過去に利用したローンに延滞の記録があったり、見に覚えのないことが記載されているケースがあります
それが明らかに間違いである記録の場合はその会社と交渉すれば消してもらえる場合もありますし、忘れていたけど事実だった場合はその記録が消えるのはいつか?入金遅れのマークがついているのならば正常な入金履歴を作るなどの対策をたてる必要があります
ここまでで過去を振り返り原因を追求、信用情報を開示してデメリットとなる項目があるか?ないか?を見てきました。だいたいクレジットカードが作れない 理由というものはこのなかにあります
クレジットカードを作るためには余裕がなければならない
過去の利用状況で問題がなければ最低限、年収200万円以上平均して得ている場合は問題なく審査に通りやすいのですが例えば年収50万円〜100万円の方は申し込むカードは厳選しなければなりません。中には収入が不安定とみなされてカード発行不可とするカード会社も多いためパートでも柔軟な審査に対応しているところに申し込む必要があります
勤続数ヶ月以内で職もころころ変わっている方は度々無収入になることが多く正常な支払いが困難になる可能性が高いと判断されて審査には不利になってしまうケースが多いので最低でも1年以上は働いた後にカード発行を申請されたほうが無難です
例えば月収20万円の独身、一人暮らしの方で毎月ローンの支払いが4万円あるとします
このケースで過去の支払いに問題がなくても現在どれぐらい余裕があるのか?これは必ず見られています。独身一人暮らしの生活費の平均は15万円前後のため20万円から15万円引くと5万円です。ローンの支払いが4万円あると1万円しか残りません。更に税金関連の支払いもあるため実際はほぼマイナス状態のため余裕がないと判断されてしまいます
例えば月収25万円の独身、一人暮らしの方で毎月ローンの支払い1万円だとします
このケースでは生活費の15万円+ローンの1万円を引いても9万円残ります。仮に税金関連の支払いが毎月3万円あるとしても月6万円残る計算になりますから充分に余裕があるという判断になりカード発行問題なしとなります
マネー専用カードは1枚あると便利です
カードの審査に通るために必要な対策を特定する
カード発行に求められるものは過去の利用状況に問題がないか?現在、定職についているか?勤続年数は問題ないか?今現在、余裕があるという判断をされるか?これによって決まってきますのでウイークポイントを特定して対策していく必要があります
例えば金融事故歴がある場合は審査に通ることは難しくなるためその記録がいつ消えるかを確認して、該当期日を過ぎた後に実際に自分の信用情報を確認して問題なければ申し込みをする
現在、クレジットカードを発行して新規に支払っていく余裕がないという判断をされてしまう可能性が高いのであれば、ローンを完済するなど、新規の支払いに問題がないことをアピールしてからカードの申し込みをする
自分の信用情報を開示して、入金履歴に正常な入金マークが少ないようであればその記録作りのため24ヶ月間、カードの決済、もしくは携帯割賦契約などで問題のない支払い記録を作り、その後に申し込む
このように個々のクレジットカードが作れない理由を特定した後にそれに対する対策をした上で、新規に審査の甘いカード会社に申し込むことでカード発行の可能性が高くなるのです
どうしてもお金が足りない時の対処方法
クレジットカードが作れない理由と対策はわかってもその対策をたてるのに時間がかかりすぎる場合があります。例えば入金履歴の24ヶ月ぶんを全て正常なマークにするために数ヶ月〜24ヶ月かかる、金融事故情報の掲載期間が5年間あるなど、そこまで待てない方は現時点で申し込み可能な金融会社でお金を借りる方が無難です
とはいえ現時点ではクレジットカードが作れなかったという記録は残っているため審査に柔軟な金融会社に申し込んだ方が借りられる確率は高くなります。中には金融事故歴があっても現時点で問題なければ審査可能なところもあるため現在クレジットカードが作れない方はこういったところに申し込む方が得策です
- クレジットカード作成まで時間がかかりすぎてしまう方
- 他社の審査に落ちてしまった方
- カードが作れないけどお金が必要な方
- 信用情報に事故歴があって審査に通りづらい方
- 大手では借りられなかった、審査が不安な方
- とりあえず借りられるかどうか?知りたい方
- 総量規制でカードが作れない方は下記へご相談ください
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