友達に貸したお金を返してもらう方法
何故？友人同士の貸し借りをすると、多くの問題がおこるのか？困っていると言われたから…貸しただけなのに…返済されなくて…誰もがこんな経験があるのではないでしょうか？友達にお金を借りる際に気をつけるべき注意事項とは何か？今既にお金を貸している方も、これから友人にお金を貸すか、否か迷っている方も友達に貸したお金を返してもらう方法はあらかじめ知っておいて損はありません。どうすれば確実に返済してもらえるのか？それは…
まず友人にお金を貸すか？否か？を判断するための3つの基準
お金を貸す際には契約を交わすことが必須
貸す側にメリットをつけることとお礼は必要
自動返済をすることで回収率は上がる
友人にお金を貸すかどうか、3つの選定基準とは
もちろん友達同士の貸し借りは一切しないというのがベストであることは言うまでもありませんが、今回どうしても友人にお金を貸すことを懇願されて、どうすべきか？という判断をするために具体的な選考基準をお伝えします
まずはその友達を信用できるか？どうか？というのは一つ目の基準です。もし仮にあまり知らない、付き合いが軽薄な関係であればお金を貸すという行為は避けたほうが無難です。よく知らない相手、一度、二度ぐらいしか会ったことがない場合にお金を貸すのはリスクが大きいので返済されないかもしれないという不安のほうが大きくなります。親しい友人関係でかつ本当にお金に困っている場合のみ検討してもいいかもしれません
どんなに親しい関係でも金銭面の信用というのはまた別問題です。お金の貸し借りは友達をなくすきっかけになることが多いためまずは相手が金銭面で信用があるか？どうか？これはしっかり調べる必要があります。
具体的にはお金を貸してと言ってきている友達の周囲の人に、この人と金銭面の貸し借りが今までにあったか？ないか？聞いて評判を知るのです。何故調査する必要があるのか？友達にお金を貸してと言ってきているということは同じように過去、他でも友人に依頼していた可能性が高いので、この評判を聞いておくと友人の金銭面での評価がわかります。もしお金を貸したことがあるけど返してもらっていないという方がいれば金銭面の信用は低いという判断になりますし、この時点でお金を貸すべきではないとなります。
例えば友達が5万円貸してくれと言っている場合に、いきなり全額、貸すのではなく今2000円しかないから、これでいいなら貸すけどいつまでに返してねと言って実際に期日通りに返済してくれるか？試します。ここで返済が遅れる、返済されなかった場合、当然2度目にお金を貸すという判断は危険です。金銭面で実際に信用が得られなかったという事実はこの友人にお金を貸すべきではないと告げています
- まずはこのように人として信用できるか？
- 金銭面で信用できるかを調査
- 実際に少額のお金を貸して(数百円でも可)返済のルールを守ってくれるか？
この3つの基準で友人にお金を貸すか？否か？を判断しましょう
お金を貸す際は契約が必須
これは金銭の貸し借りを契約するための書類でありお金の貸し借りがあった事実を証明してくれます。返済日や利息などの契約条件について契約事項として取り決めます。もちろん万が一返済されない場合の遅延損害金や、その他の項目も記載しておきます。ちなみに遅延損害金は10万円未満の貸し借りの場合は年29.2％が上限であり、10万円以上100万円以内なら年26.28％までと制限が決まっております
友人同士と言ってもお互いに自宅や住所を知らない場合もあるため、万が一のために相手の免許証のコピーをとって保管しておく必要があります。これがないと相手が連絡先を変えて音信不通になってしまい、返済されないといったリスクが高くなるからです。例えば金融機関にお金を借りる場合には必ず身分証明書などを提示するは当たり前です。どこの誰かわからないけど貸してくださいでは100％借りられません。例え友人同士でもきちんと自分の身分証を提示しておく必要があります
もし万が一返済されなかったらどうするか？これはあらかじめ決めておかなければなりません。金銭消費貸借契約書には当然、返済が遅れた時のために遅延損害金の項目も記載しておきます。また友人同士の貸し借りで解決にいたった多くのケースでは相手の実家に行き、両親に相談させてもらい返済を受けたという例も多いため、もしも返済されない場合は不本意ながら実家に連絡させてもらうことや両親に相談する旨をあらかじめ伝えておくことで相手にとってはかなりのプレッシャーになります(両親が連帯保証人でない場合は返済の義務はありませんが人道的に放っておくのは難しいのです)
更に改善されない場合のために職場の住所や連絡先もあらかじめ知っておく必要がありますし返済不可の状態が改善されなければ通知をしなければならない場合もあることは取り決めておきます
これも相手にとってはかなり心理的にプレッシャーを与えることができますし職場や実家を知っておいたほうが後々、返済されなかった場合に交渉をスムーズに進めることができます。友達相手にそこまでするのか？と疑問に思われる方もいますがお金を借りるという行為をするならば当然のことですし何もすぐに実家に行くわけではなく、返済が遅れた時に何度も貸した友達に請求をして、それでも改善しない場合にあらかじめそうせざるを得ないことを決めておくということです
貸す側にメリットをつけることとお礼は最低限の礼儀
友達だから無利子でいいことを前提としている人は多いのですが、友人に貸す場合でも必ず金利はとっておいたほうがベストです。もちろん高額な金利を設定する必要はありませんし法律で10万円以下の場合は年利20％、100万円以下の場合は年利18％と上限は決まっておりますので5％〜上限内の金利で設定します。無利子の場合、貸主にメリットはありませんし、借主もお金を借りているという意識が希薄になりますのでお互いのためにもある程度の金利は設定して金銭消費貸借契約書に記載しておきます
友達にお金を貸してと言われても、一切貸さないという方が大多数ですし、ほとんどの方は基本的に嫌がる行為ですので貸主には相当な負担を強いることになります
返済が終わるまで友達同士という関係に債権者と債務者という新たな関係ができておりますので債権が関わる関係は早急に終了させて返済が終わった時に改めて借主が貸主にお礼をすることはマナーですし、友人関係を保ちたい場合は必須です
友達に貸したお金を返してもらう方法の回収率を上げる
友人同士の貸し借りで最も問題なのは返済が自動化されていないことです。口約束でいつごろ返すというのはもってのほかですが毎月何日に返済すると取り決めても借主がその支払いの優先順位を後回しにして結局お金が足りなくて返済できないという事態になってしまうことが多いのです。例えば税金関係や毎月の固定費、その月に購入するものを先に支払って残ったら友人に返済というように返済の優先順位が低いことに問題があります
そこで活用したいのが定額自動送金です。これは銀行のサービスですが毎月決まった相手に決まった金額を支払うように銀行振替で返済するように取り決めて借主にその手続きをしてもらいます
三井住友銀行やSBIネット銀行や三菱東京UFJ銀行、ゆうちょ銀行などでも取り扱っていますし例えば個人の大家さんに家賃を支払う、親に借金をして毎月お金を支払う時でも普通に使われておりますので、友達同士の貸し借りでも問題なく使えます。友達に貸したお金を返してもらう方法としてはこのように自動化することで格段に回収率を上げることができます。残高不足や友達が定額自動送金の契約を解除しない限り毎月自動的に返済されるのでかなり便利です
例えば借り入れ金額10万円を12ヶ月で返済し金利10％に設定した場合は毎月8791円程度を貸主の口座に定額自動送金すればいいのです
なお返済が滞った時に話し合いをして、金額を調整したりすることで無理なく返済できる返済計画を立てる際にもこの自動送金を活用して回収するも有効な手段となります
友達に貸したお金を返してもらう方法として法的手続きも検討しているならば債権回収代行サービスを使うという手段もあります。これは最終手段ですし、返済しない相手にまずは自分で返済を要求して交渉していく必要があります。それでもだめな場合でかつ貸した金額が高額な場合に弁護士や司法書士などの専門家が行う債権回収代行で法的に回収をしていくという手段をとることもできます。もちろん依頼する費用も発生しますし、自分だけで手続きをすることも可能ですので手間と費用面を考慮して検討していく必要があります
友達にお金を貸して返済されなかったら最終的には差し押さえという手段をとらざるを得ない場合もあります。もちろん簡単にこのような手段はとれませんがどうしてもお金がない時は、借主が金融機関にお金を借りて返済するというのも一つの手段です。これは無理強いできるものではありませんし、借主が私は他では借りられないという方もいるでしょう。その場合は審査の甘い金融会社を利用するのがベストです。簡単な診断サービスですぐに借りられるかどうかわかりますので選択肢の一つとして考えてみてもいいかもしれません
- 友達からお金を借りて返済できなくて困っている方
- 友人関係を壊したくないために返済はしたいと考えている方
- 今お金が必要だけど借りられる場所が不明な方
- 審査が甘く借りやすい金融会社をお探しの方
- 急にお金が必要になって本日中に振込希望の方
- 返済されなくて困っていてお金が足りない方
- 返済にあてるために金融機関にお金を借りることを検討している方
- 何かしらの理由で急遽、お金が必要になった方はまず下記にご相談ください
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