保証人になれる人はすでに決まっている

保証人になれる人と保証人になれない人の違い


 

高額のローンを組みたい時や各種ローンへの申し込み、賃貸物件に入居する際にいまだに保証人が求められることが多いのですが実は保証人は誰でもなれるわけではなく特定の条件がありますのでそれを満たしていない場合、ローン契約、賃貸契約はそもそも成立しないので注意しなくてはなりません。更に保証人になるリスクというものはかなり高いのでもしも家族や友人、知人から保証人になってくれないか?と頼まれたらそのリスクの範囲、詳細をきちんと把握して判断する必要があります…

 

そもそも保証人が求められるケースとは…
保証人になれる人はどういう人
保証人になれない人は…
保証人のリスクはどれぐらいか?
代替サービスはどこまで活用できる

 

 

 

保証人が求められるケース

 

 

銀行からお金を借りる

 

銀行からお金を借りる場合に高額の融資であれば保証人を求められますので一定条件を満たす保証人を用意しなければなりません。ただ銀行から借りると言っても少額のフリーローンの場合、基本的に保証人は必要ありません

 

 

住宅ローンやその他の高額ローン

 

住宅ローンは何千万単位の高額ローンになるため基本的に何かしらの保証が求められるのは当然なんですが現在では保証人を必要としない住宅ローン(保証会社活用)もありますので銀行によって違う条件面を見比べて自分にあった最適な住宅ローンを選択する必要があります。もちろんその他の高額ローンでも同様に保証人を求められますが保証会社を使うことで実質、保証人不要で借りることも可能です

 

 

未成年の契約

 

未成年者がお金を借りる場合はそもそも契約じたいできませんので親が代わりの保証人となって契約するのが一般的です。何故契約できないのか?これは基本的に未成年者の場合はまだ収入を得ていない立場にあるので年収0ではどんなローン契約もできないため、何かしらのローン契約をする際には保証人が求められるのです

 

 

賃貸物件に入居する

 

賃貸契約をするときは基本的にはどこでも保証人を求められますし、だいたい親族などが保証人になることをまず求めてきます。ただ保証人を必要としない物件やUR賃貸などの物件を選択することで保証人不要で借りることもできますし、保証人が求められる物件でも保証会社を利用することで問題なく入居できます

 

 

国からお金を借りる際の保証人

 

国からお金を借りる場合にも親族の保証人が求められるケースが多いのですが、保証人をつけない場合でも一定の保証料を支払うことでお金を借りることができます。ただもちろん審査はありますし条件面では保証人をつけたほうが借りやすく有利な条件で借りることができます

 

 

奨学金の保証人

 

奨学金は学生が大学などの学費のためにお金を借りるわけですが、働いていない学生が借りる場合は当然保証人が必要になってきます。これには両親が該当するのが一般的であり、それが難しい場合は親戚などを頼るケースもあります。ただ保証制度を活用することで保証人をたてなくてもお金を借りることは可能です

 

 

 

保証人になれる人とは

 

 

申し込み者の親族であること

 

もちろん絶対親族でなければならないわけではなく知人や友人、会社の上司などが保証人になるケースもありますが実際ほぼ親族が保証人になることが多く、相手側も例えば賃貸への入居や奨学金を借りる契約をする際にまず親族の保証人を求めてきます。他人や知人のケースでは親族の場合と比べて貸し倒れのリスクが高くなるからです

 

 

保証を求められる契約において、それを支払う能力があると認められる人

 

例えば300万のローン契約をする場合に保証人を求められたケースでアルバイト生活の年収100万円のフリーターの方が保証人になることは難しくその債務を充分に支払えると認められる収入を得ている人が条件になってきますので固定の安定した収入がある正社員などが保証人になるケースが多いのです

 

 

 

保証人になれない人

 

 

無収入の人

 

債務がある契約を保証するのに無職の方を保証人にすることは当然できません。借主が支払えない場合に保証人に請求がきますが収入がなければ払いようがないからです。当然審査で落ちます

 

 

該当する債務に対しての保証が難しい人

 

これは契約内容によりますが保証する契約の債務がどれぐらいの金額なのか?これで変わってきます。その支払いが可能と判断されなくてはなりませんので収入が低く保証が難しいと判断された場合は保証人になることはできません

 

 

年金生活者の方

 

定年退職された年金生活の方は収入面での条件をクリアできないことが多く保証人になることは難しいと判断されるケースも多いようです。ただ100%ではありませんし、それほど高額の債務ではない場合は保証人になることも可能です

 

 

信用情報に事故情報が載っている方

 

もしも今までに債務整理をしたことがある、延滞を長期間したことがある、借金の整理をした、滞納している債務がある、信用情報に事故情報がある方は保証人になることは難しくどこでも基本的には断られてしまいますので該当する事項がある方を保証人にしたい場合は一度、保証人の信用情報に事故情報が掲載されたままかどうかを確認する必要があります

 

 

信用力が低いと判断される人

 

例えばローン契約申し込み者が35歳で、その保証人として会社の部下である新入社員20歳の方を保証人にたてるとなると、まだ信用力が低いためかなり難しく基本的には断られます。他にも職を転々と変えて勤続年数が極端に短い方など信用力が低いかたを保証人にたてることは難しいのです

 

 

 

保証人のリスクって何?

 

 

借主が支払い不可の場合に自分が支払う必要がある

 

保証人は文字通り、債務契約において申し込み本人が支払うことができなくなった場合にその保証をする契約になりますので債権者から請求を受けるリスクがあります。自分で支払える金額ならば問題なく支払いをすることは可能かもしれませんが高額の債務の場合、自分が借りたわけでもないのに借金を背負うことになってしまいます

 

 

払えない場合は債務整理や破産する方も…

 

保証人は突然、請求を受けることが多いのですが…急に高額の支払いを求められても支払いができなくて借金の整理をしたり、自己破産をする方も多数出ているのが現状なんです。。たとえ自分が借りたわけではなくても支払い不可の場合、保証人はその債務のためブラックになってしまうのです

 

 

保証期間中は常に支払いの請求がくる可能性がある

 

保証契約をされた場合、その契約が終わるまで常にもしも借主が支払い不可になってしまったら…請求がきてしまうリスクがあります。突然自分が借りたわけではない債務を背負う可能性は常にあるというように認識しなくてはなりません。今正常に支払いができていても借主が収入ダウンし支払いが厳しくなったり、失業して再就職が難しくなったり、そんないつ誰にでも起こりうることで保証人は請求を受けるリスクが常にあるのです

 

保証人を守る3つの武器

 

保証人は連帯保証人とは違い債権者から請求を受けたとしてもまずは債務者に十分に請求してくださいと言うことができます(催告の抗弁権)

 

もしも債務者に財産など差し押さえ可能なものがある場合は、保証人ではなくまずそちらから請求してくださいと言うことができます(検索の抗弁権)

 

更に保証人が複数いる場合は請求された債務を一人で支払う必要はありません。仮に300万の債務の保証人が3人いた場合でかつ債務者からの請求が十分にされた状態であることが前提条件として提示できます。その上で債務の残債がある場合100万円に対しての保証をするということになります(分別の利益)

 

 

 

保証会社を利用するという代替手段

 

住宅ローンのような高額ローンであっても、賃貸物件の入居であっても、国からお金を借りる場合でも基本的に保証会社を利用することで保証人をたてる必要はなくなります

 

保証会社を利用しない場合は…

 

知人への依頼は断られて当然どころか人間関係にも悪影響

 

保証人を依頼するのは知人や友人の場合かなり難しく断られることが当たり前ですし、そういう依頼をしただけで人間関係に影響しますので最初から頼まないほうが無難ですし保証人というリスクを背負わせることは避けるべきです

 

 

家族や兄弟であってもそのリスクを把握する必要がある

 

ですので当然、両親を頼る方が多いのですが説明してきたように保証人というのは相当なリスクがあります。もちろんそれほど高額な契約でない場合、保証人を依頼することで債務者からみればかなりメリットを得ることができますしリスクを詳細に把握してその範囲を限定して申し込むのであればそれほど問題なく依頼できますが、あまりにも高額の契約には基本的に保証人は依頼しないで保証会社を使うほうがよっぽどいいのです。仮に支払いができなくなった場合に債務者自身が大切な家族を崩壊させてしまう恐れがあるからです

 

保証人の代替手段を使いたい場合、例えば信用保証協会やその他の様々な保証会社を利用することができますし、ほとんどの契約でこういった代替手段を使うことは可能ですので基本的には保証会社を利用して契約をされたほうが自分以外に迷惑をかけることを回避できますし、もしも仮に誰かに保証人を依頼する時は背をわせるリスクは限定すべきです。逆に依頼された方は考えられるリスクと契約の仕方を慎重にご検討されたほうが賢明です

 

  • 保証人を用意しないでお金を借りたい方
  • 自分だけの責任で契約したい方
  • 各種契約をする際にお金がたりない方
  • 事故情報があって借りることが難しい方
  • 生活費が足りなくて困っている方
  • 借金の整理をしたいとお考えの方
  • 至急お金が必要になった方はまず下記にご相談ください

 


 

 

 



 

 

 



 

 

 



 

 

 



 

 

 



 

 

 



 

 

 



 

 

 


 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

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